自転車安全整備士という資格をもった整備士が点検・整備し、「安全な普通自転車」と確認された自転車に貼るステッカーのことです。
この「TSマーク」には傷害保険と賠償責任保険が付帯しています。
保険期間は、点検整備した日から1年間です。
TSマークは、自転車店(自転車安全整備店)が点検整備をすることで貼付されるものなので、手数料は各自転車店の点検整備料により異なります。
また、点検の結果、修理・部品交換が生じた場合は、別途料金がかかります。
詳しくは各自転車店にお尋ねください。
主な点検箇所は次の通りです。
毎日乗るものです。1年に1度は点検整備をしましょう!
1年に1度、安全整備士の資格者による自転車点検が受けられます!
通勤・通学で毎日自転車を利用していると必ずどこかに緩みやガタつきなど不具合な箇所が出てきます。整備不良が事故の原因になる場合も多数あるのです。
TSマーク付帯保険は、「自転車本体」に掛けられる保険なのです。
自動車などの自賠責保険のように乗り物本体に掛けられます。
万が一、交通事故を起こした時、自転車に誰が乗っていても保険の対象となります。搭乗者ご本人のお怪我だけではなく、もしも加害者になった場合でも下記のような補償が受けられます。
賠償額 | 判決 | 内容 |
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約9500万円 | 神戸地裁(2013年) | 小学5年の児童が散歩中の女性と衝突。障害が残るけがを負わす。 |
約9300万円 | 東京地裁(2008年) | 男子高校生が歩道から車道を斜めに横断し男性と衝突。障害が残るけがを負わす。 |
約5400万円 | 東京地裁(2007年) | 男性が信号無視をして交差点に進入し、横断中の女性と衝突。死亡させる。 |
約5000万円 | 横浜地裁(2005年) | 女子高校生が夜間、無灯火で歩行中の女性と衝突し、障害が残るけがを負わす。 |
約6800万円 | 神戸地裁(2003年) | 男性がペットボトル片手に交差点に進入し、横断中の女性と衝突。死亡させる。 |
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